千葉県、子育て移住ブームで時価が押し上げ
■ 流山市の地価上昇が千葉県全体をけん引しています
2026年公示地価では、千葉県の公示地価は全用途平均で前年比+5.0%と、首都圏4都県の中で東京都に次ぐ2番目の高い上昇率を記録しました。
この数字の背景にあるのが、「流山市の突出した上昇」です。
2026年の首都圏上昇率ランキングでは、流山市が全用途で+13.2%県内1位。
住宅地の上昇率が高かった地点の1位〜4位を流山市が独占しています。
東京都心から30km圏に位置し、つくばエクスプレス(TX)で秋葉原まで最短20分というアクセスの良さに加え、「送迎保育ステーション」などの手厚い子育て支援施策が、全国から子育て世帯の転入を集め続けています。
★注目エリア(2026年公示地価)
流山市 全用途 +13.2%(県内1位)住宅地上昇地点1〜4位を独占
浦安市 全用途平均49万4,60円/㎡(+3.7%、県内地価1位)ディズニーリゾート隣接
千葉市美浜区 全用途 +8.5%・幕張新都心の商業・オフィス集積が上昇をけん引
成田市 「成田空港第2の開港プロジェクト」進行中
船橋市 県内有数の商業都市
■ 流山・浦安・幕張・成田——千葉固有の4つの「顔」
【流山市エリア(TXの奇跡)】
2005年のつくばエクスプレス開業以降、流山おおたかの森駅を中心に沿線エリアが急速に発展しました。
現在も宅地開発・商業施設の開業が続いており、転入世帯向けの月極駐車場需要が見込まれます。
「マンションの駐車場が抽選で当たらなかった」という新規転入世帯が、近隣の月極駐車場を探すケースも少なくないエリアです。
【浦安市エリア(東京ディズニーリゾート隣接)】
東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)の入園者は年間2,700万人超(2026年)を誇ります。
浦安市内の時間貸し駐車場は、テーマパーク来場者や地域住民からの需要が見られるエリアです。
【千葉市美浜区(幕張新都心)】
幕張メッセ(年間多数の大型展示会・コンサート開催)・イオンモール幕張新都心・三井アウトレットパーク・ZOZOマリンスタジアムのほか、高層オフィスビルも集積するエリアです。
大型イベント開催日の時間貸し需要は非常に大きく、イベント開催がない日も商業施設利用者やビジネス利用の需要が安定しています。
千葉市美浜区全体の全用途地価上昇率は+8.5%と高水準です。
【成田市エリア(空港機能拡張)】
「成田空港第2の開港プロジェクト」が本格化しており、空港関連企業・物流施設・ホテルの需要増が地価を押し上げています。
長期駐車場(旅行者向け)の需要が見られるエリアでもあります。
■ 相続登記義務化・改正空家法への対応も忘れずに
2024年4月施行の相続登記義務化(法務省)では3年以内の登記が義務で、怠ると10万円以下の過料が科される可能性があります。
2023年12月施行の改正空家法(国土交通省)では管理不全空家認定として勧告を受けると固定資産税の住宅用地特例が解除され、税額が最大6倍になるリスクがあります。
空き家や土地を相続した方は、早めに管理や活用の方法を検討しましょう。
特に、地価が上昇しているエリアほど「今動く」価値があります。
駐車場経営は建物を建てる場合に比べて初期費用が抑えられ、将来の土地利用変更にも対応しやすい土地活用方法です。
中でも流山市・柏市のTX沿線や、千葉市中央区・船橋市・松戸市のJR沿線では、駅周辺の駐車場需要が見られます。
まずは複数の駐車場運営会社への一括問い合わせで、土地の可能性を確かめてみてください。