長野県は地価が上昇
■ 「全国1位の地価上昇率」を出した村が、長野県にある
2026年の公示地価で、住宅地上昇率全国1位を獲得したのは長野県の白馬村(+33.01%)です。
3位は同じく長野県の野沢温泉村(+22.3%)。
スキーリゾートとしてのインバウンド需要が、長野県の山岳エリアの地価を文字通り全国トップに押し上げています。
長野県全体の人口は2024年10月1日時点で約198万7,000人(総務省「人口推計」)。
年々減少しており、高齢化も進んでいます。
でも、特定の観光地・リゾートエリアでの地価上昇は、県全体の人口動態とは対照的に進んでいます。
★注目エリア(2026年公示地価)
白馬村 住宅地上昇率全国1位地点:+33.01% 外国人富裕層の別荘・ホテル需要
野沢温泉村 住宅地上昇率全国2位地点:+22.3% インバウンドスキー客の増加
軽井沢町 全用途地価県内トップ:平均9万3,200円/㎡(+12.5%) 別荘・移住・外国人需要が継続
長野市 全用途地価県内2位:平均7万3,600円/㎡ 新幹線駅周辺で安定した需要
松本市 全用途地価県内3位:平均 6万5,800円/㎡ 城下町・観光地・医療教育の集積
■ 白馬・野沢温泉・志賀高原——スキー場が「世界的リゾート」になっている
白馬村には今、オーストラリアをはじめ欧米・アジアから冬にスキー客が殺到しています。
良質なパウダースノーを求めて来る外国人スキーヤーの数は毎年増えており、スキーシーズンには駐車場需要の増加が見られます。
空いた土地があれば時間貸し駐車場として活用することで、収益化が期待できます。
軽井沢町は夏の避暑地・別荘地として長年の実績があり、近年では移住者も増えています。
軽井沢駅周辺・旧軽井沢銀座エリアは閑散期でも町内の駐車場が満車になるケースが続いています。
長野市・松本市の中心部は商業・医療・教育の集積地として月極・時間貸しともに需要が見られます。
松本城周辺は年間を通じて観光客(特にインバウンド)が多く、繁忙期には場所によって非常に混雑する駐車場もあります。
上高地・乗鞍・木曽路など県内の有名観光地周辺でも、シーズン中には周辺道路や駐車場の混雑が見られます。
■ 山岳県特有の「相続した山林・農地」問題
長野県は面積が全国4位と広大で、山林・農地・別荘地と多様な土地があり、相続したものの活用方法が決まっていないオーナーも少なくありません。
2024年4月施行の相続登記義務化(法務省)では、3年以内に登記しないと10万円以下の過料が課される可能性があります。
2023年12月施行の改正空家法(国土交通省)では管理不全空家として勧告を受けると固定資産税の住宅用地特例が解除され、税額が最大6倍になるリスクがあります。
放置している土地がある場合は、早めの活用検討をおすすめします。
「信州の山の中の土地だから、活用できないだろう」と思い込んでいる方も、白馬・軽井沢のように観光需要の高いエリアでは、駐車場としての活用することで収益化が期待できます。
まずは複数の駐車場運営会社への一括問い合わせで、土地の可能性を確かめてみてください。