水戸とつくば、人口どちらが多いか問題
■ 「水戸とつくば、どっちが人口が多い?」——その答えが逆転しつつあります
茨城県の人口は2026年2月時点で約278万6千人(茨城県常住人口)。
2000年の約300万人をピークに減少が続き、2025年には1988年以来36年ぶりに280万人を下回りました(茨城新聞)。
高齢化・自然減は全県で進んでいますが、社会増減(転出入の差)で見ると、2022年以降は外国人人口の増加も加わり、全体として転入超過が続いているという、他の地方県にはなかなかない特徴があります。
そして今、県内で最も注目すべき変化が起きているのが「つくば市の台頭」です。
2000年代初頭まで県内最大の都市といえば水戸市でしたが、2026年2月時点で水戸市との人口差は約2,300人に縮まっています。
つくばエクスプレス(TX)沿線の開発が加速し、「秋葉原まで最短45分」という利便性を背景に、東京から転入する若いファミリー世帯が増え続けているためです。
守谷市・つくばみらい市・つくば市の沿線エリアは、県内の大多数の市町村が人口減少する中で、人口を維持・増加しているエリアです。
■ 地価は「TX沿線」に集中。守谷市が+10%超という衝撃の上昇率
2026年の公示地価(国土交通省)では、茨城県全体が前年比+1.0%と4年連続の上昇を記録しました。
★注目エリア(2026年公示地価)
守谷市 平均15万2,100円/㎡(前年比 +10. 5%) TX沿線・県内1位
つくば市 平均9万1,300円/㎡(+5.6%) 国内屈指の研究学園都市
つくばみらい市 平均5万9,500円/㎡(+3.3%) 子育て世代の流入が続くTX沿線エリア
水戸市 平均5万3,000円/㎡(+0.3%) 県庁所在地として安定
守谷市の+10.5%は、「TX沿線で東京から45分」という利便性が首都圏の不動産需要を引き寄せている結果です。
「茨城の土地は安い」というイメージが覆されつつあるエリアです。
一方、日立市や常陸太田市など県北地域では地価の下落が続いており、南北の格差が鮮明になっています。
「どこに土地を持っているか」によって、まったく状況が異なります。
■ TX沿線・水戸・ひたちなか・大洗——それぞれ違う「駐車場需要の顔」
茨城県は全国的に見ても自動車利用の比率が高く、公共交通が限られているエリアも少なくありません。
TX沿線の一部を除けば、生活・仕事・観光のいずれも車移動が中心となっており、それが広域にわたる駐車場需要の土台になっています。
【TX沿線・つくばエリア(月極需要が安定)】
守谷市・つくばみらい市・つくば市のTX沿線は、東京への通勤者向け月極駐車場の需要が見られます。
マンション開発が進むエリアでは、建築計画が動き出した段階から駐車場の需要が発生することもあり、「更地のまま月極駐車場として運営して収益を得ながら将来の建築を待つ」という活用パターンが成立しやすい地域です。
【水戸市中心部(時間貸し・月極の両方)】
水戸駅周辺・大工町・柵町・泉町など中心市街地は、商業・飲食・行政の集積地として時間貸し・月極ともに需要があります。
水戸市内の主要幹線(国道50号沿い・水戸駅周辺など)は駐車禁止区間も多く、周辺のコインパーキングへ来街者が流れ込みやすい構造です。
また毎年2〜3月に開かれる偕楽園の梅まつり(日本三名園)の期間中は、周辺エリアの時間貸し駐車場が満車になることも珍しくありません。
【ひたちなか市・大洗町(観光シーズン型)】
国営ひたち海浜公園(ネモフィラ・コキア)は関東有数の観光地で、春・秋の繁忙期には周辺の駐車場が混雑します。
大洗町のアクアワールド(水族館)や大洗海岸周辺も、初詣・潮干狩り・夏季レジャーなどで季節ごとの来訪者があり、時期によって時間貸し需要が期待できます。
大洗町はアニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地として海外サブカルチャーファンのインバウンド需要も生まれており、ユニークな集客が続くエリアです。
【鹿嶋市(鹿島神宮・スタジアム型)】
鹿島神宮は東国三社の一つとして年間を通じて参拝者が多く、鹿島アントラーズのホームスタジアム(メルカリスタジアム)の試合日には大量の来場者による臨時駐車需要が発生します。
■ 「相続した土地、まだ親名義のまま」という方へ——今すぐ確認が必要です
2024年4月から、相続登記が法律で義務化されました(法務省・不動産登記法改正)。
相続を知った日から3年以内に登記申請が必要で、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象になる可能性があります。
2024年4月より前の相続も対象となり、2024年4月以前に発生した相続については2027年3月31日まで猶予期間が設けられています。
「親が亡くなってから何年も経っているけど名義変更をしていない」という土地は、早めに確認しておくと安心です。
また、2023年12月施行の改正空家法(国土交通省)では、「管理不全空家」として行政から勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例が解除されて、税額が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。
TX沿線エリアでは地価が上昇しているため、「今のうちに活用または売却」という選択が将来の資産形成上でも重要になっています。
■ 「茨城の土地を持て余している」と感じたら、まず複数社に聞いてみてください
TX沿線のつくば・守谷から、水戸の商業地、ひたちなか・大洗の観光エリア、鹿嶋のスタジアム周辺まで、茨城県の中にはさまざまなタイプの駐車場需要が存在しています。
「うちの土地はどのタイプに当てはまるのか」を確認するには、複数の駐車場運営会社にまとめて問い合わせるのが一番の近道です。
ぜひ一括問い合わせを活用してみてください。